阿弥陀堂の天井

2018年8月1日、中村哲也さんから、阿弥陀堂天井の原型制作中写真が送られてきました。富山県の工房、STUDIO/HOTで作られています。映っているのは、原型制作にご協力いただいていて、ご自身も彫刻家でいらっしゃる、清河北斗さんです。人と並ぶと大きさが良く分かりますが、大きいです。この原型を元にFRPの天井を形作って行かれるのですが、磨き込みの手間が膨大な作業です。できれば富山の工房に見学にお邪魔したいものです。できれば新鮮な海の幸なども( ^ω^)・・・

屋根銅板葺

2018年8月1日、連日の猛暑の中、屋根の銅板葺きが進められてきましたが、ここで屋根銅板は完成となりました。汗が落ちると銅板が変色するので、職人さん達は極力汗を落さないようにするのだそうです。唐破風の銅板も綺麗に仕上がっています。屋根職人さんは東京駅の屋根なども手掛けていらっしゃる、二見屋さんです。西方之間の屋根も完成です。外壁は左官の下塗りが始まっています。軒天も漆喰仕上なので、左官下地が施されています。下塗りの段階ですが、壁面の表情がとても良い感じです。浄蓮之間は、天井と壁の下地ができました。ボードの取り合い部分の複雑さで、職人さん方のご苦労がしのばれます。密厳之間の階段状の天井下地と、壁の下地もできました。西方之間の天井と壁もだいぶ出来てきました。しばらく見ない間に、法面の植物がだいぶ育ってきました。これから工事は仕上の大詰めを迎えます。植物が育つスピードに負けないくらいの変化が日々起こって来ます。

阿弥陀如来像ライティングテスト

2018年7月20日、長久手市の江場佛像彫刻所の工房へお邪魔して、阿弥陀如来像のライティングテストを行いました。

阿弥陀様はまだ製作途中ですが、この日は仮組をしていただきました。しばし光背の金彩とプラチナ箔の見事さや台座のクリスタルの輝きに感心して座り込んでしまいました。蓮華座を照らす下からの光が、クリスタルの台座に映り込むと、クリスタルの中に小さな星が入ったように見えます。阿弥陀様の背面を白い布で覆って、プラ板でガラスレンガに少しでも近い環境を作ります。背面の間接照明が入ると、その光が映り込んでクリスタル自体が発光しているようになり、中の星は目立たなくなります。今回の実験で一番の要、光背を後ろから照らす照明器具のオリジナル模型を試します。内部の円錐部分の角度を変えたりして、3種類作っていただきました。微妙な角度の差なのに、光の見え方が大きく変わります。皆で床に転がったり、立ち上がったりしながら、見え方を確認して行きました。工房2階にお邪魔すると、玄宥僧正と宥勝僧正像が!真言宗智山派総本山智積院初代化主の玄宥僧正は、現存する肖像画が1枚しか無いので想像の領域が多いのですが、照光寺先代住職の宥勝僧正は、思い出を共有する方々が多くいらっしゃるので、具象化するのがとても難しいのだそうです。かすかに微笑まれて、優しいお顔です。法衣の組紐も設計図から起こして、法具も畳も全て木彫彩色なのです。彩色に先立ち、組紐の色について打合せがありました。

それにしてもなんて美しい阿弥陀如来様でしょうか!

仮組とは言え、1日がかりでライティングテストにご協力いただき、江場様はじめ工房の皆様には大感謝申し上げます。

浄蓮之間天井下地

2018年7月18日、浄蓮之間の天井下地BOXが全て吊り込まれて、天井面のボードが貼られてきています。天井面のボードは2枚重ね張りですが、まだ1層目です。間接照明のBOXは家具工事で作ったのですが、その曲面に合わせてボードも切らなくてはなりません。さらにパネル同士の端部も合わせなければいけないので、ボードの加工は大変な作業です。暑い中、職人さんたちが苦戦中です。出来上がったら凄い達成感だと思います。ですが、同じような形状の天井工事のお話がまたあっても、丁重にお断りしますとのことです((+_+))

賢瓶の式

2018年7月18日、賢瓶(けんびょう)を合葬墓内部の地面に埋める式を執り行いました。紐の縛り方にも決まりがあるのだそうです。中には↓これだけの種類の物が少しずつ入っているそうです。須弥壇上の合葬墓への狭い入口から、梯子で降りていただきました。斎主は照光寺御住職のご長男、宥憲様です。賢瓶を合葬墓の中央に掘った穴に納め、五穀粥をまわりにかけます。般若心経をお唱えいただきました。紐の先だけ少し出して土をかぶせました。これで合葬墓が仏様達の居心地の良い場所になりました。

浄蓮之間天井納まり

2018年7月4日、浄蓮之間の天井間接照明BOXを原寸大で試作して、実際に天井面に取付けてみました。塗装も白く塗っています。 半分ずつ周囲の天井との取り合い高さを変えて、どちらが納まり的に綺麗に見えるか検証します。↓写真上側が周囲の天井面を5ミリ程度上げた面、下側が5ミリ下げた面です。 周囲の天井を5ミリ下げる方が、綺麗に納まりそうです。楕円も二重になって、蓮池に広がる波紋の様に見えるかもしれません。BOX中のビスが目立っていますが、実際には塗装で隠れてしまいます。この後照明器具も仕込んで点灯してみたのですが、うっとりしていて写真を撮り忘れました((+_+))

上棟式

2018年6月29日、照光寺阿弥陀堂の上棟式が執り行われました。この日はちょうど、関東甲信越に梅雨明け宣言が出されました。この地域で6月中に梅雨明けするのは初めてのことだそうです。前日までの雨が上がって、晴天に恵まれました。棟札をご用意いただきました。裏側に工事関係者一同の名前も書いてあります。まだ天井も壁もできていませんが、完成時には読経の声がかなり良く響くだろうと予想されました。 順番に御焼香いたします。棟梁より御住職と檀家総代会長に木槌をお渡しして、槌打ちの儀です。御住職にご挨拶をいただきました。SITEの社長よりご挨拶。建物の構造や構成、コンセプトについてお話しました。 山岸建設の社長よりご挨拶。多くの皆様に喜んでいただけるよう、工事の安全と無事完成まで邁進するとお話しました。 総代会長よりご挨拶いただき、献杯のご発声です。  上棟式を記念して、集合写真を撮りました。暑い中皆様にお集まりいただき、ありがとうございました。

木下地

2018年6月20日、雨の中、工事は着々と進んでいます。壁下地ができてきました。向拝の屋根も天井下地ができてきました。阿弥陀様の須弥壇もコンクリート下地ができました。西方之間の屋根下地が進んでいます。工事は順調ですが、法面補強の植生は、あまり成長が早くありません((+_+))芽吹きがまばらです。梅雨の間に緑で覆われればいいなぁ。

浄蓮之間天井下地

2018年6月20日、浄蓮之間の天井間接照明の下地ユニットが出来てきました。一番小さい部分のユニットを現場事務所に運んで、周囲の天井との納まりや、照明器具の納まりを検討しました。穴の縁を薄くするために、家具屋さんが下地ユニットを作っています。これを天井に吊り上げて、天井ボードを周りに突き付けて貼って行きます。ユニットは、照明器具が入る平場が30cmあるので、近くで覗き込まない限り、照明器具は見えません。こんな形の穴が天井に大小12ヶ所開いて、蓮池のような幻想的な風景になる予定です。今回は壁に立てかけての検証でしたので、次回は実際に天井面に固定して塗装も白く施し、見え方や仕上がりを確認してみます。

唐破風屋根

2018年6月13日、現場はだいぶ緑葉に覆われてきました。阿弥陀堂向拝の唐破風屋根の下地が出来てきました。てりむくりの曲面は、小幅板で作っています。大工さんの腕の見せ所です。化粧垂木も綺麗に並びました。このところ現場に行く度雨でしたが、この日は晴れて、午後の西日が丁度阿弥陀堂内に入って来ていました。三山の木を何本か伐採したので、以前よりだいぶ西日の強さが違います。西方之間の鉄骨も建ち、外壁下地も張られてきたので、建物全体のボリュームが見えて来ました。