家具デザイン

阿弥陀堂の両側には永代供養の納骨堂が併設されます。納骨壇のデザインについては、シンプルで質感の良いものを考え、木曽アルテック社さんにご協力いただいています。奈良井宿にあるアルテック社さんのショールームにて打合せです。

色んな質感の材料があります。

材料の組み合わせを考える楽しい作業です。

漆和紙の壁紙は、種類が豊富で、それぞれがとても良い表情です。

江場佛像彫刻所見学

2016年8月の暑い日にバスに乗り込み、愛知県長久手市にある江場仏師様の工房へ見学に出かけました。照明デザイナーの澤田さんも合流して、阿弥陀様のライティングも具体的にお話しでき、アイデアが膨らみました。

工房3階のギャラリーには素晴らしい仏像がたくさん展示されていて、圧倒されました。拝見できたのはとてもありがたかったです。

ちょっと画質が悪くてもったいない!目の前にすると本当に見惚れます。

 

照明デザイン計画

今回の計画では、照明の重要性がとても高い建物になりますので、計画初期段階から、照明デザイナーに関わっていただきました。SLDAの澤田さんは千葉のホキ美術館の照明デザイン等、数々の実績及び受賞歴をお持ちのデザイナーです。

計画初期の照明コンセプト資料です。残念ながら広い範囲の外構照明はまた次の機会に見送りになりましたが、阿弥陀堂前面の回廊と内部の照明は初期のコンセプトのまま進んでいます。

検討段階

長野県岡谷市にある真言宗智山派城向山瑠璃院「照光寺」の阿弥陀堂建設計画を紹介していきます。

建設予定地は、「照光寺」の北側に位置する傾斜地にあります。
ドローンで撮影した敷地はこのように細長い土地で、4月になると満開の桜も見ることができる場所です。

阿弥陀堂建設予定地ドローン写真
阿弥陀堂建設予定地桜

阿弥陀堂の建設にあたり、方向性を検討する中で、日々の生活の中に信仰が自然に溶け込むような場所にできたらという考えで、敷地にある景色を生かした回廊や、ベンチなどがあり、人が留まったり、自然に過ごせるような場所にできるようなプランを検討し、提案することにしました。
その模型が下記のものです。

阿弥陀堂模型タイプ1_正面
阿弥陀堂模型1_斜め正面
阿弥陀堂模型1_右から
阿弥陀堂模型1_左から

当初は鉄筋コンクリート(RC造)で躯体を作ろうと考えていたのですが、躯体を鉄骨造にして軽くしすることで地盤にかかる負荷を軽くすることにしました。
また、よりシンプルで美しい形になるよう、施主との打ち合わせも重ねる中でブラッシュアップを重ね、下記のBとCの2つの方向性を提案しました。

タイプB↓
阿弥陀堂模型タイプ2_正面
阿弥陀堂模型B_斜め正面
阿弥陀堂模型B_右から
阿弥陀堂模型B_左から

タイプC↓
阿弥陀堂模型タイプ3_正面
阿弥陀堂模型C_斜め正面
阿弥陀堂模型C_右から
阿弥陀堂模型C_左から

長い回廊と阿弥陀堂にかかる屋根とのバランスなど、
より形がシンプルで全体のまとまりがあるタイプCの方向性で進めることになりました。

ご挨拶

長野県岡谷市にある城向山瑠璃院照光寺の阿弥陀堂建設過程をお伝えしていきます。
新しい阿弥陀堂を目指し2015年に計画着想し、2017年11月、阿弥陀堂建設工事が始まりました。
こちらのブログでは、設計計画段階の過程を含め、工事の進捗、完成までを紹介して参ります。
建物が出来上がる様子をご覧いただけると思います。
どうぞお楽しみに!